酵素って何?

酵素についての基礎知識

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今健康、ダイエット、美容などさまざまな観点から注目されている酵素。地球上に生きるあらゆる動植物を構成する基本的な物質はタンパク質ですが、その中でも最も重要なものが酵素です。
酵素自身、多くの種類が存在し、実は1種類の酵素につき1つの役割しか果たせません。例えば、デンプンからブドウ糖を作るのは「アミラーゼ」、タンパク質からアミノ酸を作るのは「プロテアーゼン」といったふうに、それぞれ専門の役割を持っているのです。 そして、もう1つ大きな特徴は、大変繊細で、環境が合わない場合は十分にその役割を果たせないことです。理想的な温度は30~40度で低温にも高温にも弱く、胃酸など酸やアルカリにも弱いのです。酵素を働かせるためには、こうした環境の条件が揃ってなくてはいけません。

酵素の主な種類と効果

酵素には多くの種類があると書きましたが、人間の体に大きな影響を与える酵素は3種類に分けられます。

1消化酵素
酵素には食べたものをより効率よく吸収するために消化するという役割を果たすものがあり、それが「消化酵素」と呼ばれています。栄養素ごとに異なる「消化酵素」が役目を果たすようになっており、例えばデンプンには「アミラーゼ」、脂肪には「リパーゼ」がそれぞれ働きます。
2代謝酵素
体内のエネルギーを働かせ、脳を働かせたり、運動をさせたり、新陳代謝を行ったりするのが「代謝酵素」です。ウィルスなどの外敵から体を守る働きもある生命活動そのものといえます。
3植物酵素
問題なのは、消化酵素がたくさん使われると、代謝酵素はそれだけ減ってしまいます。例えば食べ過ぎてしまったり、病気になってしまったりすると通常よりも消化酵素が多く消費され、それだけ代謝にまわる酵素は減ります。
そのため、健康的な体を維持するためには、消化酵素が消費されすぎないように気をつけることが大事ですが、野菜、果物、野草など天然由来の「植物酵素」から補うことも必要です。

さまざまな場面での酵素の利用法

"酵素は人間ばかりではなく、植物、動物の生命活動にも欠かせないものです。実はそればかりではなく、古くから生活の中のあらゆる場面でさまざまな形で利用されてきました。
例えば、日本人には欠かせない食べ物である納豆はナットウキナーゼが、世界中で愛されるチーズはレンネットの働きによるものです。
また、食べ物だけではなく、洗剤に「酵素」が使われているのはよく知られています。それは、酵素の力によって汚れを分解し洗浄するものです。具体的には、デンプンを分解する「アミラーゼ」、脂肪を分解する「リパーゼ」、タンパク質を分解する「プロテアーゼ」などが配合されているわけです。
酵素の研究は世界中でも盛んに行われており、生命の寿命に関わる酵素「テメローゼ」を発見した学者が2009年にノーベル医学生理学賞を受賞しています。

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